【更新】雇われ妻ですが冷徹騎士団長から無自覚に溺愛されています
「リーゼちゃん、元気か?」
まるでボールが弾むような軽快な口ぶり。聞き覚えのある声に顔を上げると、第四騎士団長ジョシュア・ヘンドリックがその場に立っていた。
柔らかな栗色の髪が太陽の光にさらされてキラキラと輝いている。ガッシリとした大きな体躯からは想像できない人懐こい笑みを向けられると、こちらも自然と笑顔になってしまう。
「隣いいかい?」
「はい、もちろん」
断る理由もないので、リーゼは端に寄ってジョシュアの分のスペースを空ける。
「それ、美味そうだね」
ジョシュアの視線がリーゼの手の中のサンドイッチに注がれる。その眼差しが獲物を品定めする獣のそれと重なって、リーゼは思わず彼の視界から隠すようにサンドイッチをバスケットへ戻した。
「あげませんよ?」
食い意地が張っていると言われればそれまでだけれど、サンドイッチは一人分だ。できれば死守させてもらいたい。
牽制するようにバスケットを手で押さえると、ジョシュアが大きな体を揺らしながらクックと喉を鳴らした。
まるでボールが弾むような軽快な口ぶり。聞き覚えのある声に顔を上げると、第四騎士団長ジョシュア・ヘンドリックがその場に立っていた。
柔らかな栗色の髪が太陽の光にさらされてキラキラと輝いている。ガッシリとした大きな体躯からは想像できない人懐こい笑みを向けられると、こちらも自然と笑顔になってしまう。
「隣いいかい?」
「はい、もちろん」
断る理由もないので、リーゼは端に寄ってジョシュアの分のスペースを空ける。
「それ、美味そうだね」
ジョシュアの視線がリーゼの手の中のサンドイッチに注がれる。その眼差しが獲物を品定めする獣のそれと重なって、リーゼは思わず彼の視界から隠すようにサンドイッチをバスケットへ戻した。
「あげませんよ?」
食い意地が張っていると言われればそれまでだけれど、サンドイッチは一人分だ。できれば死守させてもらいたい。
牽制するようにバスケットを手で押さえると、ジョシュアが大きな体を揺らしながらクックと喉を鳴らした。