まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
 それから、彼女はちらりと槍使いに目をやる。

「槍を持っているお姉さんはレナータ。私の親友」
「お姉さん?」

 いや、たしかに中性的ではあるが、冒険者にしては線の細い男の人だと思っていた。目を丸くしているテティウスに、立ち上がったレナータは肩をすくめる。

「気にしないでくれ。こんな外見だし、口調も男性的なようだ。迷宮内にいる時はしばしば間違えられるんだ」

 よくよく見てみれば、首の後ろで一つにくくった金髪は、丁寧に手入れされている。もしかしたら、大金持ちのお嬢様とかなのかもしれない。

「それから、俺がセリオン。あっちのザイオンは、ドワーフの神官だ」

 剣を持った青年――セリオン――は、最初に自分を、それから次にザイオンを指した。

「ドワーフ!」

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