まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
 またまた目が丸くなった。エルフだけではなく、ドワーフにも会えるなんて今日はついている――いや、ここに落ちてしまったことを考えるとついてはいないか。

「そして、俺達は冒険者パーティー、流星の追跡者だ」
「りゅーせーのちゅいせきしゃ」

 舌がまったく回っていない。その様子に、流星の追跡者達は微笑ましそうに目を細めた。好きで舌が回ってないわけじゃない。テティウスはむっと唇を尖らせる。

「俺達、これでも三級パーティーだから、信頼してもらっても大丈夫だぜ?」

 と、セリオンは付け足した。
 冒険者は、冒険者組合によって管理されているというのをテティウスは知っていた。
 最初は初級冒険者。一定の水準をクリアすると五級冒険者になることができる。たしか、魔物との戦いが許されるのはこの五級から。
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