まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
 だが、ナビーシャがいる以上ここは安全だし、せっかくだからもうちょっと美味しいものを食べたい。

「坊主。それはしまっておいた方がいいぞ?」

 呆れてしまったセリオンとは違い、ザイオスはテティウスの出した品々に興味津々だ。収納魔術を持っている者はそう多くないからだろう。

「ナビ子しゃんがいるからだいじょーぶー」
「両脇の入口に結界張っておくから、少しのんびりしたら? 魔物が近づいてきたらアタシにはわかるし」
「ナビ子ちゃん、緊張感なさすぎ」

 けらけらと笑いながら、ネレアはナビーシャの隣に座り込んだ。手を伸ばしてわしゃわしゃと撫でられ、ナビーシャはふふんと笑う。
 包丁、まな板――と調理道具を出し続けていたら、レナータが隣に来た。

「私も手伝おうか。こう見えても、刃物の扱いには慣れているんだ。セリオン、うちからはスープを提供でいいかな?」
「おいおい、ネレア、レナータ」
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