まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
 レナータは、もしかしたら弟や妹がいるのかもしれない。小さな子供の世話をするのに慣れているみたいだ。
 満腹するまで食べたあと、おとなしく歯磨きをしてテントに入った。幼児の身体は体力がないのは否定できない。

「……ナビ子しゃん」
「何?」
「ふわふわ、だね」

 寝袋を出して中に潜り込むと、すぐ側に大きくなったナビーシャが横たわる。彼女の腕の中に抱え込まれたら、ふわふわの毛皮がやさしくテティウスを受け止める。

「ゆっくりおやすみなさい。アタシは、アンタのためにこの世界に来たんだから」
「……うん」

 ナビーシャの言葉は、後半は耳を素通りしていた。すっかり眠くなってしまっていたのだ。

 ナビーシャの結界が功を奏したのは間違いない。
 一晩ぐっすり、魔物の襲撃に遭うこともなく休むことができた。流星の追跡者達は、一応見張りを交代しながら休んだようだ。

「緊張感がなさすだろ!」

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