まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
 もしやあれか。魔術を扱うには身体の方も丈夫じゃないといけないというのを貴族らしく「剣が上手じゃないと駄目」って言ってるんだろうか。

「友人の妹のミリア嬢」
「それから、こちらは、トール君とマーガレット嬢。トール君は六歳、マーガレット嬢は四歳の兄妹よ」

 ヘスティアとユスティナも、友人の弟妹を連れてきてくれる。
 今の段階では、未来の側近候補というより、単に仲良くできそうな子達を連れてきてくれたというだけの話なのだろう。

(……うん、こういうのも悪くないな)

 他の子達とは少し離れたところで鬼ごっこを始める。
 子供の身体に引きずられているのか、走り回っているだけなのにやけに楽しい。
『なんで、急におじいちゃん目線になっているのよ』

(せめて、お兄ちゃん目線って言って!)

 子猫の姿になったナビーシャが、足元をうろうろしながら、テティウスを見上げてくる。
< 152 / 347 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop