まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
 先ほど紹介されたガイスとラルゴがやってくる。二人に揃って見つめられ、ナビーシャは尾をピンと跳ね上げた。身体を大きく見せるように全体を膨らませる。

「ナビーシャだって言ってるでしょ!」
「ちっちゃ!」
「可愛いな、こいつ!」

 頭を撫でられ、背中を撫でられ、男の子達の手が身体中を撫でまわす。
『テティウス! アンタ見てないでどうにかしなさいよっ!』

(だって、ナビ子さんごろごろ言ってるし)

『はっ、不覚……!』

 男の子達の手は、想定外なほどに優しい。喉をゴロゴロ言わせてしまい、ナビーシャは敗北を宣言したのだった。

 * * *



 兄姉が引き合わせてくれた子供達のうち、特に仲良くなったのはガイスとラルゴだった。
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