まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
ナビーシャが肉体強化の魔術をかけてくれて、いつもの何倍も速く走れる。
ナビーシャを肩に乗せたまま、テティウスは走り続けた。慌てた護衛が再びテティウスをすくいあげようとするのをひょいとかわして、逃げた子供を追いかける。
広場を出て裏路地に向かうとすると、ようやく追いついた。十歳ぐらいだろうか、子供だ。
「きしさん、そのこつかまえてっ!」
「かしこまりました!」
テティウスを追いかけた騎士が、子供に手を伸ばす。振り返った子供は、地面に何か叩きつけた。
そこでボンッと煙が上がる。
「うわ、なんだこれはっ! 目に染みる!」
有毒なガスか何かが煙にまぎれていたらしく、その場は大騒ぎになった。煙に巻き込まれて、痛みを訴える者、逃げ出そうとする者。あたりは瞬時に騒然となった。
「えーい、静かになさーい!」
ナビーシャを肩に乗せたまま、テティウスは走り続けた。慌てた護衛が再びテティウスをすくいあげようとするのをひょいとかわして、逃げた子供を追いかける。
広場を出て裏路地に向かうとすると、ようやく追いついた。十歳ぐらいだろうか、子供だ。
「きしさん、そのこつかまえてっ!」
「かしこまりました!」
テティウスを追いかけた騎士が、子供に手を伸ばす。振り返った子供は、地面に何か叩きつけた。
そこでボンッと煙が上がる。
「うわ、なんだこれはっ! 目に染みる!」
有毒なガスか何かが煙にまぎれていたらしく、その場は大騒ぎになった。煙に巻き込まれて、痛みを訴える者、逃げ出そうとする者。あたりは瞬時に騒然となった。
「えーい、静かになさーい!」