まるっとおまけな人生だから、今度は好きに生きていいよねっ
 ナビーシャが神獣であるということも、どこまで広まっているのやら。一応内緒にしていたはずが、テティウスが自重しないのでどんどん広まっていく。

(テティウスの縁談については、十五歳を過ぎるまで決めないとしておくか)

 その頃には、彼の気持ちも、ある程度見えてくるだろう。子供達全員、決めるのは十五を過ぎてからにした方がいいかもしれない。
 ふと、そんな気持ちになった。

 * * *



 王宮を「流星の追跡者」達が訪れたのは、そんな会議が行われた二日後のことであった。
 依頼が終わったので、土産話をするために来てくれたのである。もっとも、戻ってきたと思ったら、すぐに出発するそうだ。
 西の迷宮を探検してきた話を聞きながら、子供達はおやつの時間。客人である冒険者達にも同じものがふるまわれた。
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