なぜか彼氏ができない
「じゃあ、約束ね」
そう言って、マギが左手の小指を差し出したから、俺の小指を絡めた。
「あ、バッタ!」
「え!?」
「あはは! リンリン今跳ねた!」
「リンリンて言うなよ」
***
思い出した。
「って! 約束ってあれ?」
林志朗はうなずく。
「あれって…」
あの時、私は『俺とかどう?』って聞かれた瞬間、ドキッとして恋に落ちた。
だけど『相手が見つからなかったら』で、冗談なんだって思って失恋した。
……って思ってたから、次の恋愛って思って合コンに行きまくってたの。
「待って待って、え? リンリンって私のこと、好きなの?」
「うん。好き。正直、入社式で会った時に一目惚れしてたけど、あのキャンプでもっと好きになった」
「なんで言ってくれなかったの!?」
二年半も。
そう言って、マギが左手の小指を差し出したから、俺の小指を絡めた。
「あ、バッタ!」
「え!?」
「あはは! リンリン今跳ねた!」
「リンリンて言うなよ」
***
思い出した。
「って! 約束ってあれ?」
林志朗はうなずく。
「あれって…」
あの時、私は『俺とかどう?』って聞かれた瞬間、ドキッとして恋に落ちた。
だけど『相手が見つからなかったら』で、冗談なんだって思って失恋した。
……って思ってたから、次の恋愛って思って合コンに行きまくってたの。
「待って待って、え? リンリンって私のこと、好きなの?」
「うん。好き。正直、入社式で会った時に一目惚れしてたけど、あのキャンプでもっと好きになった」
「なんで言ってくれなかったの!?」
二年半も。