身代わり婚だったのに、極甘愛で満たされました~虐げられた私が冷徹御曹司の花嫁になるまで~
「だから私がご一緒したんですね」
店内には女性客がほとんどでたまにデートとおぼしき若いカップルがいるくらいだった。
SNS映えもするだろうから納得だ。見る専門のアカウントしか持っていない自分も何枚もスマートフォンで撮影せずにはいられなかった。
「湊と行くわけにもいかないしな。男ふたりじゃさらに浮くだろう」
「たしかに……」
(周りはごはんどころじゃなくなるでしょうね)
耀は浮くことを懸念しているようだが、イケメンふたりがメルヘンの世界で食事をしていたら、店自体が異世界かと思われるだろう。そうでなくても女性客の耀への視線が熱かったのだから。
「良かったです、少しでもお役に立てて」
とはいえ、美味しくご飯を食べて好き勝手に意見を言っただけだ。しかも食事代は耀が払ってしまった。
(割り勘にすらさせてもらえなった……今日はお礼だから全額私が払うべきだったんだけどな)
そんなことを考えていると、耀にベンチに座らないかと誘われた。
秋の空は高く空気も澄んでいる。立ち並ぶ木々と行き交う人を眺めながらホッと息をついた。
「いっぱい食べ過ぎちゃいました。天高く、私肥える秋です」
店内には女性客がほとんどでたまにデートとおぼしき若いカップルがいるくらいだった。
SNS映えもするだろうから納得だ。見る専門のアカウントしか持っていない自分も何枚もスマートフォンで撮影せずにはいられなかった。
「湊と行くわけにもいかないしな。男ふたりじゃさらに浮くだろう」
「たしかに……」
(周りはごはんどころじゃなくなるでしょうね)
耀は浮くことを懸念しているようだが、イケメンふたりがメルヘンの世界で食事をしていたら、店自体が異世界かと思われるだろう。そうでなくても女性客の耀への視線が熱かったのだから。
「良かったです、少しでもお役に立てて」
とはいえ、美味しくご飯を食べて好き勝手に意見を言っただけだ。しかも食事代は耀が払ってしまった。
(割り勘にすらさせてもらえなった……今日はお礼だから全額私が払うべきだったんだけどな)
そんなことを考えていると、耀にベンチに座らないかと誘われた。
秋の空は高く空気も澄んでいる。立ち並ぶ木々と行き交う人を眺めながらホッと息をついた。
「いっぱい食べ過ぎちゃいました。天高く、私肥える秋です」