再会した航空自衛官の、5年越しの溺愛包囲が甘すぎます!
当日、会場内では航空機や装備品の展示、音楽演奏などが行われていて、たくさんの人で賑わっている。
上空では航空機による飛行展示イベントも行われていた。
「わぁ! すごい」
「うん、かっこいいね」
私と明日香が心を奪われたのは、白い煙を引きながら青空の中を華麗に飛ぶ航空機のショー。
六機の機体が一糸乱れぬ動きで上空をダイナミックに飛行する姿は圧巻だ。
私も明日香も、会場内にいる観客たちもすっかり見入っている。
悠翔が目標にしているのはこの部隊のことだとすぐにわかった。彼がいつかここの隊員になって、彼の操縦する機体が空を飛ぶ姿を見てみたいと強く思った。
「あ! 見たことあるかわいい子がいると思ったら悠翔の彼女だ」
圧巻のショーが終わったあとで会場内をぶらぶらと見て回っていたところうしろから大きな声が聞こえた。
振り向くと、男性がこちらに向かって走ってくる。
「こんにちは美羽ちゃん。俺のこと覚えてる?」
「えーっと……」
誰だったかな?と考えて、ハッと思い出す。
「悠翔の同僚の筧さん」
「当たり! 亮二でいいよ」
以前、悠翔とデートしているときに偶然会ったときのことを思い出す。