再会した航空自衛官の、5年越しの溺愛包囲が甘すぎます!


するとすぐにまた返事がきて、当日の午前九時に悠翔がうちまで迎えにくるらしい。うさぎが手でマルを作っているスタンプを送信する。

すぐに既読が付いたところを見ると、仕事は終わっているのかもしれない。

作り途中の夕食を思い出し、一瞬だけ悠翔を食事に誘おうかとも思ったがやめた。

私は期間限定の婚約者なのだから、さすがにそこまでするのは厚かましいだろう。

それに、悠翔とは今週の土曜日には会える。

なにを着ていこう。しばらく美容院に行ってなかったけれど髪を切って染め直した方がいいだろうか。

メイクも最近は手を抜いていたけれど、そういうわけにはいかない。

久しぶりの悠翔とのデートにわくわくしている自分に気が付いて恥ずかしさが込み上げる。

きっと悠翔は仮の婚約者として私を誘ったのだから深い意味なんてないはず。それなのに浮かれてしまうなんて……。

いったん冷静になろうと深呼吸をしてから夕食の支度に戻った。


< 59 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop