不憫な妹が可哀想だからと婚約破棄されましたが、私のことは可哀想だと思われなかったのですか?
この場を切り抜けることができたのは、彼のお陰だ。恐らく偶然、私が連れて行かれる所を見ていたのだろうが、本当に助かった。
「俺は単に気に入らなかったというだけだ。ナルネア嬢のやり方がな。ああいうのは、俺の嫌いなタイプだ」
「そ、そうですか……」
ブライト殿下は、本当に忌々しそうにしていた。
それだけナルネア嬢のことが気に入らないのだろうが、そういう反応は少し新鮮である。つい先日までマグナード様と接していたからだろうか。こうも堂々と相手を批判する様が、なんだか清々しい。
「所で、マグナードの名前が聞こえたが……」
「ああ、それは……私がマグナード様と親密にしていることで、彼女達が怒っていたというか」
「なるほど、そういうことか」
「俺は単に気に入らなかったというだけだ。ナルネア嬢のやり方がな。ああいうのは、俺の嫌いなタイプだ」
「そ、そうですか……」
ブライト殿下は、本当に忌々しそうにしていた。
それだけナルネア嬢のことが気に入らないのだろうが、そういう反応は少し新鮮である。つい先日までマグナード様と接していたからだろうか。こうも堂々と相手を批判する様が、なんだか清々しい。
「所で、マグナードの名前が聞こえたが……」
「ああ、それは……私がマグナード様と親密にしていることで、彼女達が怒っていたというか」
「なるほど、そういうことか」