不憫な妹が可哀想だからと婚約破棄されましたが、私のことは可哀想だと思われなかったのですか?
「いえ、こうして助けていただけただけでありがたい限りです。後は、自分でなんとかします。彼女達の望みはわかっていますし、対処することができない訳でもないですから」
「ほう……」

 私の言葉に、ブライト殿下は少し驚いたような顔をしていた。
 ただ、ナルネア嬢への対処は、実の所それ程難しい訳でもない。私がマグナード様との距離を取ればいいだけなのだ。
 そうしていけば、彼女達だって私にちょっかいを出さなくなるだろう。

「まあ、そういうことなら俺が心配する必要もないか。よく考えてみれば、マグナードもあなたの味方である訳だしな」
「はい?」
「マグナードという男は頼りになる。あいつに任せておけば、特に問題はないだろう」

 そこでブライト殿下は、マグナード様に対する評価を述べた。
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