エリート消防士は揺るがぬ熱情で一途愛を貫く~3か月限定の妻なのに愛し囲われました~
たとえば、大きな災害があったとき。レスキュー隊員は自分や家族が被災者だったとしても、出動しなければならない。ある日突然、帰らぬ人になる可能性だってゼロではない。優紀はそんなことを話してくれた。
「妻も、強くならないといけないんですね」
晴馬たちが守るべき人は大勢いるから、独占してはいけないのだろう。
「そうそう! 奥さんはみんな、すっごく逞しいよ」
優紀は明るい笑みで、美月の顔をのぞく。
「美月さんも逞しい妻の仲間入りしてくれたら、嬉しいな。今度は消防士側からの意見なんだけど、やっぱり待っててくれる家族の存在は力になるから」
「それ、先日伊沢さんも同じことを言っていました。優紀さんのことだったんですね」
「え~。あいつ、そんなこと言ったの? 照れるじゃな~い」
(支え合う、素敵な夫婦だな。やっぱり偽装夫婦と本物は……大違いだ)
少し離れたところでまだ話し込んでいる晴馬たちに、優紀は目を向けた。
「でも、今日は美月さんに会えてラッキーだったな」
クスクス笑って、彼女は続けた。
「あれだけモテる北原くんにどうして彼女がいないのか?って、うちの人もずっと不思議がってて……。『元カノを忘れられない』なんて噂もあったけど、単純に女性の理想が高かったわけね! 美月さんに会って納得したわ~」
「いやいや、そんなことは」
「妻も、強くならないといけないんですね」
晴馬たちが守るべき人は大勢いるから、独占してはいけないのだろう。
「そうそう! 奥さんはみんな、すっごく逞しいよ」
優紀は明るい笑みで、美月の顔をのぞく。
「美月さんも逞しい妻の仲間入りしてくれたら、嬉しいな。今度は消防士側からの意見なんだけど、やっぱり待っててくれる家族の存在は力になるから」
「それ、先日伊沢さんも同じことを言っていました。優紀さんのことだったんですね」
「え~。あいつ、そんなこと言ったの? 照れるじゃな~い」
(支え合う、素敵な夫婦だな。やっぱり偽装夫婦と本物は……大違いだ)
少し離れたところでまだ話し込んでいる晴馬たちに、優紀は目を向けた。
「でも、今日は美月さんに会えてラッキーだったな」
クスクス笑って、彼女は続けた。
「あれだけモテる北原くんにどうして彼女がいないのか?って、うちの人もずっと不思議がってて……。『元カノを忘れられない』なんて噂もあったけど、単純に女性の理想が高かったわけね! 美月さんに会って納得したわ~」
「いやいや、そんなことは」