エリート消防士は揺るがぬ熱情で一途愛を貫く~3か月限定の妻なのに愛し囲われました~
無事にヘリに乗り込んだ瞬間、晴馬は抱きつぶすような力強さで美月を抱きすくめた。
「今日ほど……レスキュー隊員になってよかったと思った日はない。やっと、今度こそ……美月を助けることができた」
涙で詰まって途切れがちになりながらも、晴馬が思いを伝えてくれる。美月を抱く彼の手は小刻みに震えていて、彼の心配と安堵が痛いほどに伝わってきた。
「は、るま。ありがとう」
美月はキュッと彼の背中を抱き締め返した。
晴馬は美月を助けたあとも現場に戻って救助活動を続ける必要があったし、美月のほうも職場や警察への報告やらなにやらで、ふたりが帰宅を許されたのは深夜に近い時間だった。
疲れきった身体をどうにか動かしてシャワーを済ませ、リビングのソファに並んで座った。
「――怒涛の一日だったな」
「うん。もう二度と経験したくない」
重傷者は多く出たが、奇跡的に死者はいなかった。マスメディアはパールトンホテル従業員の迅速なお客さま誘導と、晴馬たちエアハイパーレスキューの活躍を大々的に褒めたたえていた。
(しばらく営業できないし、パールトンとしては大打撃だけど……)
犯人はまだ特定できていないが、IPアドレスをごまかすような小細工はしていなかったようで、つかまるのは時間の問題だろうと聞いている。
「今日ほど……レスキュー隊員になってよかったと思った日はない。やっと、今度こそ……美月を助けることができた」
涙で詰まって途切れがちになりながらも、晴馬が思いを伝えてくれる。美月を抱く彼の手は小刻みに震えていて、彼の心配と安堵が痛いほどに伝わってきた。
「は、るま。ありがとう」
美月はキュッと彼の背中を抱き締め返した。
晴馬は美月を助けたあとも現場に戻って救助活動を続ける必要があったし、美月のほうも職場や警察への報告やらなにやらで、ふたりが帰宅を許されたのは深夜に近い時間だった。
疲れきった身体をどうにか動かしてシャワーを済ませ、リビングのソファに並んで座った。
「――怒涛の一日だったな」
「うん。もう二度と経験したくない」
重傷者は多く出たが、奇跡的に死者はいなかった。マスメディアはパールトンホテル従業員の迅速なお客さま誘導と、晴馬たちエアハイパーレスキューの活躍を大々的に褒めたたえていた。
(しばらく営業できないし、パールトンとしては大打撃だけど……)
犯人はまだ特定できていないが、IPアドレスをごまかすような小細工はしていなかったようで、つかまるのは時間の問題だろうと聞いている。