エリート消防士は揺るがぬ熱情で一途愛を貫く~3か月限定の妻なのに愛し囲われました~
さっきまでは由奈の夫となる人物に同情していたが、今はそんな気持ちも消え失せた。ある意味、お似合いのふたりだろう。
ちょうどそのときだった。
「あれ、晴馬? あいさつ回りは終わったの?」
タイミングがいいのか、悪いのか、その場を離れようとしていた晴馬と向こうからやってきていた美月の肩がぶつかる。
「美月。あぁ、もう終わったからあっちに――」
彼女の目を汚す必要はないだろう。晴馬は踵を返そうとしたが……。
「え、羽山さん?」
「美月!」
由奈と省吾の声が重なる。美月は目を瞬き、ふたりを見た。
「本間さんに只野さん? え……あぁ、そうか。本間さんのお父さまの関係で?」
美月は由奈がこの場にいる理由には納得したようだ。だが、由奈のほうはまったく理解できていない様子だ。
「どうして羽山さんがいるんですか? 今夜は、北原善次郎氏と深い付き合いがある選ばれた人間しか呼ばれていないはずなのに」
晴馬はグイッと美月の肩を抱き、由奈に告げる。
「彼女は俺の妻、北原善次郎の孫娘になる女性だからね。君よりずっと、深い付き合いがある」
「え、は、はぁ? 羽山さんが……晴馬さんの妻……」
愕然とする由奈の表情はちょっとおもしろい。晴馬はクスクスと笑って、ふたりに別れを告げる。
「それじゃあ俺たちはこれで。どうぞ、おふたりも楽しんで」
ちょうどそのときだった。
「あれ、晴馬? あいさつ回りは終わったの?」
タイミングがいいのか、悪いのか、その場を離れようとしていた晴馬と向こうからやってきていた美月の肩がぶつかる。
「美月。あぁ、もう終わったからあっちに――」
彼女の目を汚す必要はないだろう。晴馬は踵を返そうとしたが……。
「え、羽山さん?」
「美月!」
由奈と省吾の声が重なる。美月は目を瞬き、ふたりを見た。
「本間さんに只野さん? え……あぁ、そうか。本間さんのお父さまの関係で?」
美月は由奈がこの場にいる理由には納得したようだ。だが、由奈のほうはまったく理解できていない様子だ。
「どうして羽山さんがいるんですか? 今夜は、北原善次郎氏と深い付き合いがある選ばれた人間しか呼ばれていないはずなのに」
晴馬はグイッと美月の肩を抱き、由奈に告げる。
「彼女は俺の妻、北原善次郎の孫娘になる女性だからね。君よりずっと、深い付き合いがある」
「え、は、はぁ? 羽山さんが……晴馬さんの妻……」
愕然とする由奈の表情はちょっとおもしろい。晴馬はクスクスと笑って、ふたりに別れを告げる。
「それじゃあ俺たちはこれで。どうぞ、おふたりも楽しんで」