エリート消防士は揺るがぬ熱情で一途愛を貫く~3か月限定の妻なのに愛し囲われました~
美月にオススメされたチーズケーキを晴馬も食べながら、ひと息つく。
「びっくりした~。こんなところであのふたりに会うなんて」
それから、美月はふっと頬を緩めた。
「ふたりに裏切られたときは、心からの祝福なんて一生できないと思ってたけど……私って現金だなぁ。自分が幸せだと、そんな気持ちもなくなっちゃった」
美月は晴馬の顔をのぞいて、とびきりかわいい笑顔を見せる。
「晴馬のおかげ! 本当にありがとう」
「――あぁ」
(お人好しだけど美月らしいな)
「本間さんのおなかには赤ちゃんがいるし、幸せな家庭を築いてほしいと今は心から思えるよ」
「は、子ども?」
晴馬は驚愕する。恋人を後輩に奪われたという話は美月から聞いていたが、すでに子どもがいるというのは初耳だった。
「晴馬にはそこまでは伝えていなかったっけ? あのふたり、妊娠をきっかけに婚約したのよ。彼女のおなか、ずいぶん大きかったでしょう?」
興味がなさすぎて、晴馬はそんなところまで見ていなかった。
(妊娠をきっかけに結婚?)
つまり美月と二股をかけたあげく、浮気相手のほうを妊娠させたということなのだろう。
(あの男、クズすぎないか? でもまぁ、彼女のほうもおなかに子どもがいて俺に媚びを売っていたわけだし)
あのふたりに明るい未来が待っているとは思えないが、美月の優しさにわざわざ水を差す必要はないだろうと晴馬は口を閉ざした。
「それに……」
苦笑いで美月は続ける。
「びっくりした~。こんなところであのふたりに会うなんて」
それから、美月はふっと頬を緩めた。
「ふたりに裏切られたときは、心からの祝福なんて一生できないと思ってたけど……私って現金だなぁ。自分が幸せだと、そんな気持ちもなくなっちゃった」
美月は晴馬の顔をのぞいて、とびきりかわいい笑顔を見せる。
「晴馬のおかげ! 本当にありがとう」
「――あぁ」
(お人好しだけど美月らしいな)
「本間さんのおなかには赤ちゃんがいるし、幸せな家庭を築いてほしいと今は心から思えるよ」
「は、子ども?」
晴馬は驚愕する。恋人を後輩に奪われたという話は美月から聞いていたが、すでに子どもがいるというのは初耳だった。
「晴馬にはそこまでは伝えていなかったっけ? あのふたり、妊娠をきっかけに婚約したのよ。彼女のおなか、ずいぶん大きかったでしょう?」
興味がなさすぎて、晴馬はそんなところまで見ていなかった。
(妊娠をきっかけに結婚?)
つまり美月と二股をかけたあげく、浮気相手のほうを妊娠させたということなのだろう。
(あの男、クズすぎないか? でもまぁ、彼女のほうもおなかに子どもがいて俺に媚びを売っていたわけだし)
あのふたりに明るい未来が待っているとは思えないが、美月の優しさにわざわざ水を差す必要はないだろうと晴馬は口を閉ざした。
「それに……」
苦笑いで美月は続ける。