環境が最悪なので推し活してたら推しから溺愛されることになりました
一方の美知華は、勘のいい一部のコメントにハラハラしつつ、しかしまるで隠さないアクアの対応にドキドキもした。
(うわぁあ~、推しからのにおわせとか……! 推しによるにおわせ強すぎる~! いやっ、におわせなんかあんましちゃ駄目だろうけど……やばい顔がにやける~!)
アクアは明確に美知華を特別扱いしてくれる。
それが美知華にとってどれだけ嬉しく、自己肯定感を高めてくれていることか。
(明日からマネージャーとして本格的に仕事も始まるし、こんなデレデレしてちゃ駄目! 気を引き締めていかなきゃ!)
そうは思いつつも、今日も推しは画面の向こうで輝いている。
そして美知華だけは唯一、画面越しでなくても推しから愛してもらえる。
その夢のような現実を、美知華は何度も噛み締めるのだった。