環境が最悪なので推し活してたら推しから溺愛されることになりました
「イケメン配信者のマネージャー兼恋人やってんだから、そりゃあ楽しくやってるよな」
「っ……!」
「どこまでやったの? 俺より上手い?」
聞くに堪えないゲスな発言に、美知華は思わず道弘の頬を叩こうとした。
しかしその手は道弘の大きな手に強く掴まれる。
「つっ……」
「おいおいご挨拶だな。前は俺のこと以外考えられないって言ってたのに」
「っ……そうよ。私は貴方だけを見てた。でも貴方は出世のために他の女の方を見てたんじゃない」
秘書課の女と関係を持っていることを知り、問い詰めたところ、この男は悪びれた様子も無く言った。
おまえと付き合ってても出世はできない、と。
「まああの時は俺も出世第一だったからなぁ」
どこか含みを持たせた物言いにイライラする。
美知華は強く道弘を睨みつけた。
「一体何が言いたいの? 用件は何?」
「『イケリウム』のガキとのことバラされたくなかったら、また抱かせろよ」
「は……?」
あまりにも最低な言葉に、美知華は怒りを通り越して唖然としてしまった。