別れてママになったのに、一途な凄腕パイロットは永久溺愛で離してくれません
慣れないベッドの感触が落ち着かず、明かりを落とした部屋であれこれ考えを巡らせる。ほんのりと灯る間接照明のおかげもあってだいぶ目が慣れてきた。
「可南子」
不意に小声で名前を呼ばれ、背を向けていた綾人の方へおそるおそる寝返った。
「眠れないのか?」
「……うん」
綾人は肘をついてこちらを見ていて、妙な気まずさを感じながら正直に答える。
「凌空なら心配しなくても大丈夫だ」
綾人のフォローに私は苦笑した。
あの後、お義父さんが帰宅し、多くを語らないお義母さんの鶴のひと声で夕飯を食べに行く流れになった。凌空は祖父母も一緒にお出かけするのが嬉しいらしく、レストランでも終始ご機嫌で、実家に帰ってきてからも帰りたくないとごねはじめた。
どうしたものかと思っていたら、お義母さんに泊まっていくよう提案されたのだ。着替えなど必要なものもそろっており、綾人も疲れているだろうと悩みながらも受け入れる。凌空は大喜びで、今まで祖父母としてあまり接してこなかったご両親の想いもあるだろうから。
ところが、まさか凌空が綾人のご両親と一緒に寝るとは思ってもみなかった。
念のため夜はおむつをはかせているし、疲れているから朝まで起きないかもしれない。でも慣れない場所で目が覚めた時に泣いたりするんじゃないか。ご両親に迷惑をかけているかも。最近、夜泣きもひどいし……。
凌空のことを考えるとどうしても気になってしまう。
「可南子」
不意に小声で名前を呼ばれ、背を向けていた綾人の方へおそるおそる寝返った。
「眠れないのか?」
「……うん」
綾人は肘をついてこちらを見ていて、妙な気まずさを感じながら正直に答える。
「凌空なら心配しなくても大丈夫だ」
綾人のフォローに私は苦笑した。
あの後、お義父さんが帰宅し、多くを語らないお義母さんの鶴のひと声で夕飯を食べに行く流れになった。凌空は祖父母も一緒にお出かけするのが嬉しいらしく、レストランでも終始ご機嫌で、実家に帰ってきてからも帰りたくないとごねはじめた。
どうしたものかと思っていたら、お義母さんに泊まっていくよう提案されたのだ。着替えなど必要なものもそろっており、綾人も疲れているだろうと悩みながらも受け入れる。凌空は大喜びで、今まで祖父母としてあまり接してこなかったご両親の想いもあるだろうから。
ところが、まさか凌空が綾人のご両親と一緒に寝るとは思ってもみなかった。
念のため夜はおむつをはかせているし、疲れているから朝まで起きないかもしれない。でも慣れない場所で目が覚めた時に泣いたりするんじゃないか。ご両親に迷惑をかけているかも。最近、夜泣きもひどいし……。
凌空のことを考えるとどうしても気になってしまう。