隣人同士の恋事情


「ハハッ」



背後から急に聞こえた笑いに思わず振り向く。






そこには口に手を当て、かすかに笑う蓮の姿があった。







「そんな焦んなくていいよ。今すぐにってわけじゃないから」











「……うん」



蓮の言葉に、あたしは小さく答えた。








蓮はそれを聞いて満足したのか「よし、飯食おうぜ!」何てさっきまでの空気をガラリと変えてしまった。








ちょっとホッとしたような……。
でも少し、すこーしだけ残念な気持ちが、あたしの中に残った。











< 32 / 65 >

この作品をシェア

pagetop