策略に堕ちた私
社長はベッドから降りた。
「さあ、仕事だ。あなたにできるのは、これまで通り働くこと」
「は、はい」
「あなたは少し休んでから会社に来てください。バスルームも使っていいし、キッチンのもの、何でも食べていい。ここの場所は出ればわかるから」
そういうと寝室から出て行った。
出ればわかる?
起き上がろうとすれば起き上がれなくもなかったが、社長とは顔を合わせづらく、玄関の閉まる音がするまで待った。
つくづくいたたまれない。
私は何をやってしまったのだろう。
これまで通り働くって言ったけど、それは、これまで通り、社長と部下の関係、つまりなかったことにしてくれるってことよね。
さすが社長、寛大だ。
これから、身を粉にして働かなきゃ。
そう決意する。
身支度を整えて、玄関を出る。スマートキーが自動的に閉まる。
ここの場所は出ればわかるって言ってたけど。
そこはホテルの廊下のような場所で、とりあえずエレベーターを探す。
エレベーターに入る。
ん?
このエレベーターは?
それはオフィスのエレベーターと作りが似ていた。
一階まで降りてみれば、やはりそこはオフィスのあるビルだった。
社長、オフィスの上に住んでたの?
それで神出鬼没だったのね!
「さあ、仕事だ。あなたにできるのは、これまで通り働くこと」
「は、はい」
「あなたは少し休んでから会社に来てください。バスルームも使っていいし、キッチンのもの、何でも食べていい。ここの場所は出ればわかるから」
そういうと寝室から出て行った。
出ればわかる?
起き上がろうとすれば起き上がれなくもなかったが、社長とは顔を合わせづらく、玄関の閉まる音がするまで待った。
つくづくいたたまれない。
私は何をやってしまったのだろう。
これまで通り働くって言ったけど、それは、これまで通り、社長と部下の関係、つまりなかったことにしてくれるってことよね。
さすが社長、寛大だ。
これから、身を粉にして働かなきゃ。
そう決意する。
身支度を整えて、玄関を出る。スマートキーが自動的に閉まる。
ここの場所は出ればわかるって言ってたけど。
そこはホテルの廊下のような場所で、とりあえずエレベーターを探す。
エレベーターに入る。
ん?
このエレベーターは?
それはオフィスのエレベーターと作りが似ていた。
一階まで降りてみれば、やはりそこはオフィスのあるビルだった。
社長、オフィスの上に住んでたの?
それで神出鬼没だったのね!