気高き不動産王は傷心シンデレラへの溺愛を絶やさない
「それに、医者でも社長でも、志信さんは志信さんだよ。自分の好きなことをするのが一番いいんじゃないかな」
彼を異端者だと拒む義両親を否定したくて、ついムキになった。
志信さん自身が落ち込んでいるわけでもないのに、言いすぎたかもしれないと今さら反省する。
「偉そうにいろいろ言っちゃった。ごめんね」
「いや、ありがとう」
志信さんは私の手を握り返し、今まで見たことのない温かな笑みを浮かべた。
「俺も救われたよ。本当にありがとう」
「それなら、うん。よかった」
彼の笑みを真正面から受け止めきれなくて、つい目を逸らす。
「そ、そうだ。ここの水族館っていつ手掛けたの? 今年が十周年なら二十二歳の時にオープンしてるんだよね? 社会人に入ってすぐ? でもそんなに早く開発ってできるものなの?」
彼を異端者だと拒む義両親を否定したくて、ついムキになった。
志信さん自身が落ち込んでいるわけでもないのに、言いすぎたかもしれないと今さら反省する。
「偉そうにいろいろ言っちゃった。ごめんね」
「いや、ありがとう」
志信さんは私の手を握り返し、今まで見たことのない温かな笑みを浮かべた。
「俺も救われたよ。本当にありがとう」
「それなら、うん。よかった」
彼の笑みを真正面から受け止めきれなくて、つい目を逸らす。
「そ、そうだ。ここの水族館っていつ手掛けたの? 今年が十周年なら二十二歳の時にオープンしてるんだよね? 社会人に入ってすぐ? でもそんなに早く開発ってできるものなの?」