気高き不動産王は傷心シンデレラへの溺愛を絶やさない
レストランがある三十八階から四十階までの宿泊エリアに入るには、それより下の階層と違って専用のキーカードが必要だ。
そんな贅沢な場所に泊まるらしく、いつもと違う夜にわくわくしてしまう。
「レストランから見た景色もすごかったけど、ここもすごいね」
大きな窓から外を見て言うと、志信さんもそばにやって来た。
「そんなに喜ぶと知っていたら、もっと早く連れてきたんだが。君といるとそう思うことが多いな」
窓ガラスに映った志信さんと目が合い、なんとなく逸らす。
今日、彼といろんな話をしたせいだろうか。いつもと違ってまっすぐ顔を見られない。
「本当はこれも、渡そうか悩んでいた」
「え?」
志信さんが手のひらサイズの箱を差し出してくる。
「この間のプレゼントは困らせてしまったが……。純粋に贈りたくて」
そんな贅沢な場所に泊まるらしく、いつもと違う夜にわくわくしてしまう。
「レストランから見た景色もすごかったけど、ここもすごいね」
大きな窓から外を見て言うと、志信さんもそばにやって来た。
「そんなに喜ぶと知っていたら、もっと早く連れてきたんだが。君といるとそう思うことが多いな」
窓ガラスに映った志信さんと目が合い、なんとなく逸らす。
今日、彼といろんな話をしたせいだろうか。いつもと違ってまっすぐ顔を見られない。
「本当はこれも、渡そうか悩んでいた」
「え?」
志信さんが手のひらサイズの箱を差し出してくる。
「この間のプレゼントは困らせてしまったが……。純粋に贈りたくて」