初恋御曹司と失恋部下の、一夜から始まる甘い恋
「そう。駅のホームで私にぶつかったのは三条さんだったの」
さっき、話の途中で三条さんから人に頼んで私の行動を見張らせていたという衝撃の事実を告げられた。
早朝の駅に偶然居合わせるなんておかしいと思っていた。
「は?アイツが琴葉を怪我させたのか」
怒りをあらわにする恭二くんにいきさつを説明した。
「軽く嫌がらせをしようと思ったみたい。でも、私がホームで倒れたのを見て怖くなって逃げたって言ってた。だから、打ちどころが悪くて命の危険があったかもしれないとか、私だけじゃなく他の人を巻き込んでいたら大事になっていたって伝えたら顔を真っ青にして謝罪してくれたよ」
今まで見たこともないような表情だったことを思い出す。
「私の怪我の原因が分かったから延原さんに送迎してもらう必要がなくなるよね。安心して駅を使えそうだし」
「いや、それは無理だ。送迎は琴葉が会社で働いている限りは続けるよ」
無理とバッサリ言いきる。
「どうして?もう大丈夫なのに」
「琴葉が大丈夫だと思ってもこれだけは絶対に譲れない。いつどこで何が起こるか分からないから心配なんだ。俺は琴葉が怪我をして出社してきた姿が忘れられない。俺の目の届かないところで怪我されるのは嫌なんだ。分かってくれるよね?」
私の頬を優しく撫でる。
私が怪我をしてから、輪をかけて心配性になっている気がするけど、大切に思ってくれている証拠なんだろう。
恭二くんがそれで納得できるなら頷くしかなかった。
さっき、話の途中で三条さんから人に頼んで私の行動を見張らせていたという衝撃の事実を告げられた。
早朝の駅に偶然居合わせるなんておかしいと思っていた。
「は?アイツが琴葉を怪我させたのか」
怒りをあらわにする恭二くんにいきさつを説明した。
「軽く嫌がらせをしようと思ったみたい。でも、私がホームで倒れたのを見て怖くなって逃げたって言ってた。だから、打ちどころが悪くて命の危険があったかもしれないとか、私だけじゃなく他の人を巻き込んでいたら大事になっていたって伝えたら顔を真っ青にして謝罪してくれたよ」
今まで見たこともないような表情だったことを思い出す。
「私の怪我の原因が分かったから延原さんに送迎してもらう必要がなくなるよね。安心して駅を使えそうだし」
「いや、それは無理だ。送迎は琴葉が会社で働いている限りは続けるよ」
無理とバッサリ言いきる。
「どうして?もう大丈夫なのに」
「琴葉が大丈夫だと思ってもこれだけは絶対に譲れない。いつどこで何が起こるか分からないから心配なんだ。俺は琴葉が怪我をして出社してきた姿が忘れられない。俺の目の届かないところで怪我されるのは嫌なんだ。分かってくれるよね?」
私の頬を優しく撫でる。
私が怪我をしてから、輪をかけて心配性になっている気がするけど、大切に思ってくれている証拠なんだろう。
恭二くんがそれで納得できるなら頷くしかなかった。