叶わない恋の秘めごと~堅物上司の好きな人~
部屋に着くや否や、新堂さんは私を抱き寄せた。
「久しぶりの感触だ」
大きな体にすっぽりと抱きすくめられ、これだけで眩暈がした。彼の香り、体温。どれも愛しい。同時に、これが最後なのかもしれないと思うと、泣きたくなった。
「倉田」
名前を呼ばれふと彼を見上げると、優しいキスが降ってきた。彼のくれるキスが好き。優しくてちょっと強引で。そして気持ちがいい……。
優しく触れるだけのものから、深く絡み合うものに徐々に変わっていく。それだけで息が上がってしまい、今にも腰が砕けてしまいそうだった。
貪欲なキスに侵されながら、一枚一枚洋服を脱がされていく。あっという間に下着だけにされてしまうと彼の大きな手が私の素肌に這った。
「あっ……」
思わず上がった声に、新堂さんが嬉しそうに微笑む。
「す、すみません、つい」
「なんで謝るんだ。もっと聞かせろ」
耳元で囁かれ、ぞくりと肌が粟立つ。同時に、彼の手がブラの中に入り、そっと先端を撫でられ、思わず声が上がる。
「んんっ……」
「可愛い」