執着心強めな警視正はカタブツ政略妻を激愛で逃がさない
「タンクトップは、はしたないですか?」
「いや。俺のエゴだ。ほかの男に美都の肌を見せたくない。狙われたらどうする」
首筋に唇を近づけられ、まだ触れられてもいないのに呼吸が当たっただけでびくりと体が反応した。
おもしろがるように、哉明が耳のすぐ下で囁く。
「もう美都は俺のものだろ?」
たまらず目を瞑った。
考えるのを放棄した――わけではない。頭がオーバーヒートしたのだ。感情が美都の許容量を越えた。
「ほら。そうやってすぐ逃げる。俺をちゃんと見ろ」
仕方なく美都は瞼をこじ開ける。待っていたのは予想通り、獰猛で艶めいた雄々しい目だ。
「いいんだよな? 美都を俺のものにしても」
漠然としたその言葉の裏に、どんな意図があるのか、鈍感な美都にも珍しくわかってしまった。
「……まだ、婚姻届は提出していないので、正確には哉明さんのものではありません」
「だがもうすぐ名実ともに俺のものになる。……って認識でいいんだろ?」
「……そう、ですね」
ちらりとローテーブルに目を向ける。そこにある署名入りの婚姻届から、美都の意思は伝わっている。
これ以上、拒む理由は見つからない。
「いや。俺のエゴだ。ほかの男に美都の肌を見せたくない。狙われたらどうする」
首筋に唇を近づけられ、まだ触れられてもいないのに呼吸が当たっただけでびくりと体が反応した。
おもしろがるように、哉明が耳のすぐ下で囁く。
「もう美都は俺のものだろ?」
たまらず目を瞑った。
考えるのを放棄した――わけではない。頭がオーバーヒートしたのだ。感情が美都の許容量を越えた。
「ほら。そうやってすぐ逃げる。俺をちゃんと見ろ」
仕方なく美都は瞼をこじ開ける。待っていたのは予想通り、獰猛で艶めいた雄々しい目だ。
「いいんだよな? 美都を俺のものにしても」
漠然としたその言葉の裏に、どんな意図があるのか、鈍感な美都にも珍しくわかってしまった。
「……まだ、婚姻届は提出していないので、正確には哉明さんのものではありません」
「だがもうすぐ名実ともに俺のものになる。……って認識でいいんだろ?」
「……そう、ですね」
ちらりとローテーブルに目を向ける。そこにある署名入りの婚姻届から、美都の意思は伝わっている。
これ以上、拒む理由は見つからない。