執着心強めな警視正はカタブツ政略妻を激愛で逃がさない
普段はポーカーフェイスだからか、絆された美都の表情に、哉明が意外そうな顔をする。

「余計欲しくなった」

浮いた腰に手を差し入れ、下半身を脱がせる。ボトムスだけでなく下着も奪われ、恥ずかしさから足をきゅっとすり合わせた。

しかし、太ももの間に手を差し入れられ、押し開かれる。

「あ……やだ……待って」

「待ってたら、心構えができるのか?」

それはないだろう。思わず沈黙すると「だよなあ。なら、待つだけ無駄だ」と指先で美都の花弁を押し開いた。

ひたりと濡れた感触がして、次に押し寄せてきたのはとてつもない快楽で。美都の顔は途端に力が抜けて蕩ける。

「痛いか? って、そんな顔じゃないな」

「ふ……ん……」

その心地に酔いしれて、目を閉じた。喉の奥から素直な吐息が漏れる。

「こんなときだけわかりやすくて助かる」

甘くてしっとりとした哉明の声が聞こえる。熱情を押し殺すように低く掠れた、真摯な声。

それを聞いていると、身を任せてもいいと思えてくる。

「哉明さ……私、どうしたらいいの……?」

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