【短】6月のキミとメランコリー
一一一一⋯⋯あ、やばい。
どれだけ頑張ったって褒められたことなんてなくて、認めて貰えたことなんてなくて、、
気づいたら涙が頬をつたっていた。
「っ、ごめん。急に、」
氷雨くんは何考えてるかわかんない表情で数秒私の顔を見つめ、ふっと優しく笑って
「...泣いてる顔も案外そそるね」
なんてこと言ってきた。
どういう意味?なんて聞ける雰囲気じゃなくて
ゆっくり伸びてきた右手は涙を拭って頬をなぞる。