今夜キミの温もりと。

助けて。


投げやりに言った私の言葉に、

翔は呆れたような、

心配そうな、微笑ましそうな、

愛おしそうな目で私を見た。




「…またかよ。今度は何?」




言い方はキツいのにこんなにも、

優しく聞こえるのは、何故だろう。



…それはもしかして翔が言いながら優しく微笑んでいるからかな。




「全部…っ」




そう言った瞬間、翔の目が大きく見開いた。



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