心から願っています
先輩の顔が赤い。それが先輩のイメージと全く似合ってなくて、

でも、少しかわいく思えて、思わず笑ってしまった。

私も先輩と同じくらい、いや、それよりも赤くなってるかもしれない。

「はー、依織!」

先輩の声に一旦周りが静かになった。

「これからも、よろしく」

「そこは『彼氏として』だろ?」

友秋先輩の言葉に、竜先輩が突っ込む。

でも、渋ってなかなか言わない先輩。だったら私が、

「友秋先輩! これからは”彼女”として、お願いします」

自分で言って、めっちゃ恥ずかしい。 

キャーと叫びながら、周香に飛びつく。周りにもみんなが集まってくる。

「良かったねー」「依織、男前じゃん」

そう言ってくれる。幸せすぎて、また泣きそう。

こんなに嬉し泣きしてのは、初めてかもしれない。
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