恋愛日和 いつの日か巡り会うその日まで
瀬木 遥 side
『‥‥‥‥おやすみ‥か。』
先月執筆に行き詰まった際に出版社に
紹介された立花櫂さん。仕事の合間に連絡をして大学まで会いに行った。
その大学に話を聞きにいった帰りに
偶然に再会したのが矢野日和だったのだ
教授室から出て来たときは、一瞬見間違えかと思ったけれど、あの後すぐに彼女のことを櫂さんに電話して聞いたら、
両親が離婚して今は苗字が違うけど、
やっぱりあの矢野だった‥‥。
櫂さんの妹とは驚きだったけど、
俺の中で、6年前の事は未だに続いてて、いつか会えると信じて今日まで
過ごして来たようなものだ。
矢野‥‥‥‥
ずっと会いたかったと伝えたい‥‥。
君が自分から言うまでは、せめて
知らないふりをする。だから、
今はそばにいて‥‥。
瀬木 遥 side
『‥‥‥‥おやすみ‥か。』
先月執筆に行き詰まった際に出版社に
紹介された立花櫂さん。仕事の合間に連絡をして大学まで会いに行った。
その大学に話を聞きにいった帰りに
偶然に再会したのが矢野日和だったのだ
教授室から出て来たときは、一瞬見間違えかと思ったけれど、あの後すぐに彼女のことを櫂さんに電話して聞いたら、
両親が離婚して今は苗字が違うけど、
やっぱりあの矢野だった‥‥。
櫂さんの妹とは驚きだったけど、
俺の中で、6年前の事は未だに続いてて、いつか会えると信じて今日まで
過ごして来たようなものだ。
矢野‥‥‥‥
ずっと会いたかったと伝えたい‥‥。
君が自分から言うまでは、せめて
知らないふりをする。だから、
今はそばにいて‥‥。
瀬木 遥 side