社長とは恋愛しません!
翌日。

私は、柚季君の家に泊まる事になった。

もちろん、夕食は豪華なもので、文句は一つもなし。

だけれども、私は花音ちゃんの事で、一つ言いたい事があった。


家に着いて、ソファーに座った時だ。

私は開口一番、柚季君に向かい合った。

「柚季君。花音ちゃんと話し合って欲しいの。」

柚季君は、やっぱりどうして?というように、目をパチパチさせていた。

「花音ちゃん。小さい時の約束を、覚えているだけだよ。」

「それが嘘だったって、言えばいい訳?」

「そうじゃなくて、もっと言い方が……」

どうすれば、花音ちゃんが納得するかなんて、はっきり言って分からない。

だって私には、小さい時にそんな約束した人なんていないから。


「景子さんは、花音の事、どうしたいの?」

「どうしたい。うーん。」

私は考えた。

「できるなら、傷つけないで、柚季君の事諦めてほしい。」

「無理だよ。」

柚季君は、即答。

あまり花音ちゃんの事、大切に思っていないのかな。

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