社長とは恋愛しません!
「分かった。」

柚季君が頷いてくれた事で、私も安心した。

そんな私を、柚季君が抱き寄せる。

「すっかり、花音にやられてしまったな。」

「そうなの?」

「花音は、出会う人皆に、好かれるんだ。なぜかは知らないけれど。」

分かる。

芸能人というのを省いても、花音ちゃんは魅力的な女の子だ。

明るくて、笑顔が素敵で。

スタイルも良くて、清楚で。

私が男だったら、相手にしたいくらいだ。


「花音の話は、これくらいにして。俺達の時間を過ごそう。」

「うん。」

顔を近づけて、柚季君の唇に、自分の唇を重ねる。

甘い時間。

柚季君のキスは、とろけてしまう程、優しい。

「ん……」

キスだけで感じるって、淫乱な女なのかな。

でも、柚季君のキスだけで、身体が疼くのは本当だ。
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