キミの隣は特別席
「離しなさいよ!!」

「いいじゃん!俺達と遊ぼうよ、な?」

マナたちが他校の男子生徒に絡まれてた。


何やってんだよ!!



「おい!誰の女に、手出してるの?」

にこやかに男子の肩に手を置いた。

「てめぇ、こそ誰だ?」

「今の聞こえなかったのか?」

手に力を入れていった。男の肩がみしと言った。

「いてぇ!!!放せ!」

マナの腕を放したので手を放してやった。男は走ってどこかに行った。



「優一…ありがとう」

「大丈夫か?マナも佐原も」

「大丈夫。」

と佐原。

「あたしも大丈夫。」

掴まれていた腕をさすりながらマナが言った。



「その格好で回るのから声かけられるんだよ。きよつけろ。」

「うん。そうする。」

「マナちゃん。教室に戻ろうか?」

と佐原が言ったので、2人は教室に戻った。


これで大丈夫か…








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