キミの隣は特別席
「飯も食ったし、行くか?」
「うん!」
「お化け屋敷行くか?」
優一がニヤリと笑って言った。
さては、あたしが怖がるとでも思っているのかな?
「行く!!」
「さっさと行くか」
優一はあたしに手を出した、今度は何も言わず彼の手を握った。
優一の手って暖かい…
洋館風のお化け屋敷
怖そう…
「入るよ?怖かったらやめようか?」
「大丈夫!」
「無理ならいつでも言えよ?」
頷いた。優一に手を引かれて、お化け屋敷の中に
「意外と暗いな?」
優一、平気そう…
いつお化けが出てきてもおかしくない…
自然とあたしは優一の手を握っていた。
「ぎゃあぁぁ!!??」
「あはは」
何笑ってるんのよ!?
目の前に血を流した女のお化けが…
「マナ、大丈夫か?」
「そんなわけないでしょ!?」
涙出てきた…
「目、閉じてろ。連れていってやるから」
やさしくそう言われ、従った。
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