結婚したくない二人の話~完璧イケオジエリートは、実は独占欲強めなケダモノでした~
戸惑っている私に構わず、彼は当たり前のように私の服を脱がせていく。
昨日、全部見ていいと言ったけれど、恥ずかしくて、つい「いや」と言ってしまった。
「いいえ、もう全部、僕のものです。全部愛してる」
「あっ……あ、あぁっ……!」
抵抗を諦めて、行為を受け入れてしまえば、そこからは堕ちるように悦楽に飲み込まれていった。
彼が奥深くを責めるから、お腹も背中も重い快感でいっぱいになってくる。気持ちいい。爪先から髪の先まで、全部。
腕を伸ばしたら、東梧さんは笑いながら抱きしめてくれた。触れあっている肌が温かくて気持ち良くて、このまま溶け合いたい。潤んで熱っぽくなった彼の瞳には、同じような表情の自分が映っている。
触れてもらえると嬉しい。キスが気持ちいい。
何も考えられなくなって腕も足も絡めていたら、腰が浮いてさらに衝撃が増す。
それは熱くて激しくて、でも甘くて幸せで。
ああ、愛されてるんだ、ってわかったら、気持ちが溢れて抑えきれなくて、子供みたいに何度も名前を呼んでしまった。