《連載中》波乱の黒騎士は我がまま聖女を甘く蕩かす〜やり直しの求愛は拒否します!
まぶたを「ぎゅーっ」と力任せに閉じたまま、もう終わるだろうかと身体を強張らせていると。
突然背中に手を回され、ぐい、と引き寄せられた。
「あっ」と声が漏れそうになって顔を上げる。
同時に開いてしまった唇の隙間を塞ぐように「はむっ」と食べられた。惰性で侵入してきた相手の舌先と自分の舌とが僅かに触れる。
「ッ!?」
驚いて、目を瞬く。
レオヴァルトは悦に入ったように目蓋を閉じたままだ。