《連載中》波乱の黒騎士は我がまま聖女を甘く蕩かす〜やり直しの求愛は拒否します!
宝物に触れるようにそっと触れたかと思うと、躊躇いがちに筋肉の筋に沿って指を這わせる。そのうち崇めるように両手で持ち上げて、うっとりと頬を寄せた。
「……ッ!?」
そんなユフィリアの《《奇行》》に引き気味のレオヴァルトだったが、ユフィリア蕩けそうなほど幸せそうな表情をしているのを見て眉尻を下げ、また「やれやれ」と肩を落とした。
「そんなに私の腕が気に入ったのか?」
「ええ、気に入ったわ……私、二の腕がフェチなの。レオの二の腕は筋肉のつき方がすごく綺麗。この太さもたまらない……。良いわ、見てるだけでドキドキしちゃう……!」
人の癖《へき》というものは実に様々だなと呆れ気味に嘆息するが、嫌われるよりはいいと思い直した。
「ならば。この腕で抱かれれば、もっと良くなるかもしれないな?」
ふっ、と微笑んで切れ長の目を細めたレオヴァルトに、「えっ?」と、ユフィリアの丸い瞳は更に丸くなる。
「忘れたのか。私たちは今日、婚礼式を挙げて正式な夫婦になった。緊張と疲れとであなたが眠ってしまったから、今夜はそのまま寝かせておくつもりだったが──」
レオヴァルトの引き締まった両腕がユフィリアの身体を囲んだ。
「れっ、レオ……?!」
「宣言通りキスの仕方から教えようか?」
ふっ、とレオヴァルトが唇を吊り上げる。
「……ッ!?」
そんなユフィリアの《《奇行》》に引き気味のレオヴァルトだったが、ユフィリア蕩けそうなほど幸せそうな表情をしているのを見て眉尻を下げ、また「やれやれ」と肩を落とした。
「そんなに私の腕が気に入ったのか?」
「ええ、気に入ったわ……私、二の腕がフェチなの。レオの二の腕は筋肉のつき方がすごく綺麗。この太さもたまらない……。良いわ、見てるだけでドキドキしちゃう……!」
人の癖《へき》というものは実に様々だなと呆れ気味に嘆息するが、嫌われるよりはいいと思い直した。
「ならば。この腕で抱かれれば、もっと良くなるかもしれないな?」
ふっ、と微笑んで切れ長の目を細めたレオヴァルトに、「えっ?」と、ユフィリアの丸い瞳は更に丸くなる。
「忘れたのか。私たちは今日、婚礼式を挙げて正式な夫婦になった。緊張と疲れとであなたが眠ってしまったから、今夜はそのまま寝かせておくつもりだったが──」
レオヴァルトの引き締まった両腕がユフィリアの身体を囲んだ。
「れっ、レオ……?!」
「宣言通りキスの仕方から教えようか?」
ふっ、とレオヴァルトが唇を吊り上げる。