《連載中》波乱の黒騎士は我がまま聖女を甘く蕩かす〜やり直しの求愛は拒否します!
「今朝の礼拝で納得いたしましたわ。疎まれやすい似たもの同士がくっついた、とでも言いましょうか」
「まぁ、本当に。お似合いすぎて嫉妬してしまいそう」
「スラム街出身の無能なクズ聖女と、穢れた黒騎士の婚約ですものね……!」
彼女たちの間で派手な嘲笑が湧き起こる。
「あなたがた……! そんな酷いことを言葉にすべきではありませんわ。わたくしたちは高貴な聖女の肩書きを背負っているのですよ。下品な物言いはお慎みなさい」
レオヴァルトがあからさまな悪口に眉を顰めたとき、若い女性の透き通る声が嘲笑を一蹴した。
「イザベラ様、ルグラン様っ」