恋の微熱に溺れて…
「ピザも美味しい。もう一枚食べちゃおうかな」

「どうぞどうぞ。俺も食べようかな…」

それぞれ適当にピザを一枚ずつ取る。そして一斉に食べ始める。

「…美味しい。これは無限に食べれちゃいますね」

実際に無限に食べることは大食いではないのでできないが、このピザの美味しさを表現する例えとしてはぴったりだ。

「食べれるね。また今度食べたいね」

これからも二人で美味しいものを共有していきたい。どんどん二人で好きなものを増やしていけたらいいな。

「そうですね、また一緒に食べたいですね」

今まで過ごしてきたクリスマスとは違って、誰かと一緒に美味しいものを食べられる。
これがどんなに幸せなことか。やっとその幸せを味わうことができて感動した。

「美咲くん。チキンも食べてもいい?」

「良いですよ。はい、チキンです」

適当にチキンを一つもらい、食べた。
チキンを噛んだ瞬間、カリカリの衣と柔らかいお肉が美味しくて。これぞ安心安定のチキンの美味しさだなと思った。

「やっぱりクリスマスといえばチキンだよね」

「チキンですね。チキンはケーキと同様、クリスマスにおいては外せない定番メニューですね」

確かに外せない定番メニューだ。クリスマスの必需品といっても過言ではない。

「絶対に外せないね。なくてはならないものだね」

「そうですね。特にケーキはクリスマスにおいて主役ですからね」

間違いなく主役だ。ケーキがないクリスマスなんてクリスマスじゃない。

「主役だね。ケーキはなくてはならないもの」

「はい。なくてはならないですね」

クリスマスの定番はあった方が雰囲気も盛り上がる。そのために用意する。
せっかくのクリスマスなんだから、楽しくないとつまらない。
それにケーキはそんなに頻繁に食べるものではない。誕生日とか特別な時くらいで。
だからこそ、こういった特別な時に食べられることが嬉しいので、その分楽しみにしている。
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