恋の微熱に溺れて…
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目を覚ますと次の日で。もうお昼を過ぎていた。
重い身体を頑張って起き上がらせると、先に目を覚ました慧くんが笑顔を向けて挨拶をしてくれた。
「おはようございます、京香さん」
朝から爽やかな笑顔だ。相変わらずイケメンっぷりを発揮している。
太陽よりも眩しい慧くんに、私の心は鷲掴みにされた。
「おはよう…慧くん」
未だに彼氏の寝顔に慣れない。一体、いつになったら慣れるのだろうか。そう思ってしまう。
「顔が赤いですね。大丈夫ですか?」
眩しい彼氏の笑顔と裸を朝から見せつけられたら照れない方がおかしい。
朝からドキドキしっぱなしで。あんなに昨夜求め合ったのに、もう慧くんを欲しっている。
「慧くんはずるい。もう欲しくなっちゃったじゃん」
今日はクリスマス当日の朝。つまり今日は本番と言っても過言ではない。
昨日、ちゃんとパーティーはした。なら今日は一日中ダラダラしていても構わない。
寧ろダラダラしたい。二人でずっと一緒にくっついていたい気分だ。
「俺も欲しくなっちゃいました。朝から京香さんの裸と赤らんだ顔を見ていたらもう…」
容赦なくいきなり激しいキスをしてきた。急なことに追い付けず、息が苦しい。
「…はぁ、はぁ…、京香さん……」
爽やかな笑顔もいいが、熱を帯び、色気が溢れた目はもっといい。身体中の熱が一気に上昇する。
「いいですか?このまましても…」
ダメなんてことはない。このまましてほしい。あなたになら激しく求められたい。
「して。早く…」
良い大人が若い子みたいにがっついて求め合うなんて、他人から見たら呆れるかもない。
そんなのお構いなしに、私達はずっと蜜月状態なのであった。