恋の微熱に溺れて…
「何度見ても綺麗な身体ですね。ドキドキしちゃいます…」

綺麗かどうかは分からないが、好きな人にそう言ってもらえるのは嬉しい。
でも見られるのは恥ずかしい。このドキドキ感が二人の愛を深くしてくれる。

「私もドキドキしちゃう。恥ずかしいし、慧くんがずっとかっこ良すぎて」

常に慧くんはかっこいいが、スイッチが入った慧くんは色気が増して更にかっこいい。
そんな慧くんに翻弄されっぱなしだ。今夜もずっと翻弄されるに違いない。

「そんなこと言われてしまったら、もっとドキドキさせたくなっちゃいます」

どんなふうにドキドキさせられてしまうのだろうか。期待してしまう。

「そんなことされたら、ずっと慧くんが欲しくなっちゃうよ…」

すると慧くんが抱きしめてくれた。強い力で思いっきり。

「欲しがってください。その方が嬉しいです」

彼の目が更に熱い視線へと変わった。彼もきっともう我慢できないのであろう。
そんな彼の熱い視線に私は欲情してる。私ももう我慢できなかった。

「…お願い。もう触って。一番触ってほしいところに…」

恥なんてもうない。今は欲望に素直になっていた。
そんな私を慧くんは優しく受け止めてくれた。

「そこまでお願いされて触らないなんていうイジワルはしません。ちゃんと触ってあげますね」

それから慧くんはちゃんと私の触ってほしいところに触ってくれた。
それだけで嬉しくて。たくさん慧くんを求めた。求めた分、慧くんも私を求めてくれた。
そのままどんどん深いところまでお互いに求め合い、気がついたら一つに繋がっていた。
何が何だか分からないまま、色んな場所でお互いに求め合い、繋がった。
時間を忘れるほど求め合うことなんて初めてで。さすがにお互いに疲れて。倒れ込むように眠りに落ちた。
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