私を溺愛してくれたのは同期の御曹司でした
「恭香っ!」

柊真は両腕でぎゅっと、私を抱きしめてくれた。

「本当に私でいいの?」

「馬鹿だな。おまえ以外考えられないって、言っただろ。」

耳元で聞こえるいつもの柊真の低音ボイス。

「じらしやがって。今夜は寝かせないからな。」

「えっ……」

そして柊真は、指輪の箱を開けると、中に入っている指輪を私の左手の薬指に着けてくれた。

「綺麗……」

「おまえ程じゃないよ。」

柊真の胸の中で、彼の視線に包まれた私は、これが幸せだと言う事を見にしみてわかっていた。

「幸せになろうね。」

「ああ。おまえとなら、絶対幸せになる自信がある。」

抱きしめ合った私達は、周りの拍手に包まれながら、キスを交わした。


― END -
< 160 / 160 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:122

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

御曹司はただの同期のはずだったのに

総文字数/52,411

恋愛(オフィスラブ)150ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
営業成績トップを争う同期、桐谷玲奈と東條理人。 御曹司でありながら完璧に仕事をこなす理人に、玲奈は一度も勝てずにいた。 互いに意識しながらも、あくまで“ただの同期”として距離を保ってきた二人。 だがある夜、仕事帰りに偶然重なった時間が、その関係を変えてしまう。 「このまま帰す気ないんだけど」 冷静で感情を見せないはずの理人の一言に、玲奈の理性は揺らぎ始める。 触れた瞬間、崩れたのは距離だけではなかった――。 一夜の過ちで終わるはずだった。 なのに、あの夜から、彼の視線も、言葉も、すべてが変わっていく。 ただの同期のはずだったのに。 その関係は、もう戻れない。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop