ねぇ、好きになってよ、僕だけのお姫様。
「あれ?
まだ聞きたいことがあるの?
ショートケーキとにらめっこしてるけど」
必死に考え込む私が面白かったのか、
彼はふっと笑ったが、その笑顔さえも現実離れしている。
ど、どうしようっ!とりあえず何か聞かないとっ。
え~っと、、
「僕が答えられることだったら、なんでも答えるよ!」
あ、
そうだっ!
「あ、あの、お名前をお伺いしたいのですが……、」
「ああ、ほんとだ。自己紹介が遅れてごめんね。
僕は、一乃瀬湊って言うんだ。よろしく〜!」