ねぇ、好きになってよ、僕だけのお姫様。



ん?


んん?


んんん?


何かがおかしい気がする。


ショートケーキで頭がいっぱいになっていた私は、
首をひねりながらもう一度彼の言葉を思い出した。


「あっ!」


そういえば『りのちゃんが好きなショートケーキ』って言ってなかった⁉


私がショートケーキが好きなの何で知ってるんだろう??


しかも、名前も知ってるし…


や、やっぱりやばいひとだよ…っっ!



「なんかさっきからころころと表情が変わってるけど、どうかした?
 ま、そんなりのちゃんもかわいーけどさ。」


「え、えっと……
 なんで私がショートケーキが好きだって知ってるんですかっ!」


「うーん、何となく?
 それよりも早く食べよ。僕が頑張って作ったんだ」


「…っ」


さっきから思ってたけど、
この人、話が通じないっ……
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