少女と過保護ーズ!!続
「俺らはチビ姫の望むままに」

「俺と井岡に至っては怪我もしてないですしね」

「井岡・・・・有馬・・・・」

「俺もチビ姫に従いますよ」

「俺も。チビ姫はチビ姫の思うままに」

「ハゲさん・・・・ゴブさん・・・・」


四人がニッコリ笑ってくれる。

なんて甘いお兄ちゃんズなんだろう。


「ありがとう・・・・」

「「「「それに・・・・」」」」

「それに??」

「「「「一発は殴るし」」」」


おおぅ。


すんごい気合いが入ってる。


「俺らもな。お前が自分で決めて後悔しないなら、それで良い」


竜希さん、麻也、蓮くん、桂そして八雲さんも笑って頷いてくれる。


「「「「「それに・・・・」」」」」


アレ?

何やらさっきと・・・・



「「「「「殴れるしな‼‼」」」」」



グッと拳を握る5人。


一発ですよ?


一発が抜けてますよ?


9人・・・・"黒豹"の皆を入れれば何百という人に一発ずつ殴られる優さん。



楽しみだね!

井坂さんと優さんは真っ青になってるけど。


「うん。あたしはもうこれで・・・・」


良い。そう言おうとした。

殴られるという罰も受けることだし。


でも・・・・


「俺は嫌だっっ‼‼」


・・・・ハァ!?


「「「「「「「「「あ"!?!?」」」」」」」」」



のぉ!?

一言で、たった一言で、ほっこりしてた空気がドンッと重くなった。


この人は本当っっ‼‼

空気を読めっっ‼‼

漸くあたしを見たかと思ったら、真剣な顔で嫌だと言う優さん。


「俺達は血の繋がった従兄妹同士で、助け合うべきだ‼寧々さんの子供ならなおのこと俺が守・・・・」

「やだっっ‼‼」


優さんがあたしに手を伸ばしてくる。

その手に、その表情にっ

フラッシュバックする記憶に恐怖し後ずされば八雲さんに抱きしめられる。


『ハイネに触るな。ゲス野郎』

「や・・・・八雲さ・・・・」

「チビ姫に近付くな」

「今更っハイネを散々傷付けておいて都合が良いこと言ってんじゃねぇよ‼」


有馬・・・・麻也・・・・。

皆があたし達の前に出て優さんから隠してくれる。


「大丈夫。大丈夫だから、ゆっくり息をしろ」


トントンと、優しく背中を叩かれ、落ち着いてくる。


フゥー。

ハーー。



「そう、良い子だ」


優しく耳元で囁かれる。


「チビネ、大丈夫か?」

「・・・・ごめんね、蓮くん。大丈夫だよ」


竜希さんと桂は黙って、優さんを見つめてる。


「都合も何も事実で、あんた達はコイツと血も繋がらない他人だろ。ソイツを離せよ」



あ"‼??
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