少女と過保護ーズ!!続
「ふざけんなよ?このマザコン」



びびってる場合じゃない‼



「他人に守れ・・・・あ?」



八雲さんから離れ、ギッと優さんを睨む。


漸く目が覚めてマトモになったかと思えば‼


「なんだよ。お前も血の繋がった俺の方が・・・・」

「あんたは何もわかってない‼」


血の繋がりなど大した意味はない。


"黒豹"は血の繋がらない・・・・赤の他人のあたしを受け入れ可愛がり大切に守ってくれてる。

"黒豹"が教えてくれた。

血の繋がりがなくても"家族"になれることを。


実の血の繋がった親戚はあたしを忌み嫌い避けてきたというのに。

あんたに至ってはあたしを身代わりにしてきたのに‼

そんな奴が、そんな奴がっっあたしと皆の絆を否定するな‼


「何もわかってない?それはお前だろ」


ハッと鼻で笑われる。

もー、アカン‼

マジ、アカン‼


コイツは


「殺・・・・」

「いいっっ加減にしろっっ‼‼」


!?

パァァァァーーン‼‼

・・・・・・!?


小気味良い音が霊園に響いた。

皆、目が点。

あたしじゃないよ‼

いやぁね‼

そりゃあ殺したいって思ったよ!?

ぶん殴ろうとしたよ‼

したけどね‼


えええ!?

ッと頬を押さえ呆然とする優さん。

そりゃそうだ。

まさか味方に叩かれるとは。


「あんた‼本当に何にもわかってないんだね‼いい加減見てて聞いてて痛いんだよ‼」


井坂さんだった。

井坂さんが鬼のような形相で優さんに平手打ちした。


見てて痛いって・・・・

見てて・・・・


「「「ブハッッ‼‼」」」


おもわず、皆で吹いた。


だって、ねぇ?

見てて痛いって‼

まさしく、その通り‼

井坂さん、ナイスです。

そしてありがとう‼



数分後ーーーー
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